布団の買い替えを考えているけれど、「古い布団をどう処分すればいいの?」「ニトリやイオンで引き取りしてくれるって本当?」と悩んでいませんか?最近では、買い替え時に古い布団を無料で引き取ってくれる店舗もありますが、サービス内容や条件は店舗によって大きく異なるのが実情です。
本記事ではイオン・ニトリそれぞれの布団引き取りサービスの詳細や条件をわかりやすく解説。また、他の店舗での無料引き取り対応や、費用をかけずに布団を処分する裏ワザまでまとめています。
イオンの布団引き取りは無料?サービス内容を徹底解説
イオンの布団引き取りサービスの基本情報
イオンでは、新しい布団を購入した際に、古い布団を引き取ってもらえるサービスがあります。ただし、すべての店舗で対応しているわけではなく、実施しているのは一部のイオン系列の家具売場や専門店に限られています。布団だけでなく、マットレスや寝具の引き取りを含めたサービスを提供している店舗もあるため、購入前に確認することが重要です。
引き取りが無料になる条件はある?
イオンの布団引き取りが無料になるケースは限定的です。基本的には新しい布団の購入と同時に、同等品(布団1枚につき布団1枚など)の引き取りを依頼することで、有料か無料かが決まります。多くの店舗では、数百円~数千円程度の回収費用がかかる場合がありますが、キャンペーン期間中や特定ブランドの購入で無料引き取りを実施していることもあります。
条件は店舗によって異なるため、購入予定の店舗の公式サイトや売場で確認しておくと安心です。
店舗・エリアによってサービス内容が異なる場合も
イオンは全国に多数の店舗がありますが、店舗ごとに取り扱っている商品やサービス内容が異なる点に注意が必要です。特に布団の引き取りサービスは、家具専門店(イオンスタイルホームなど)でのみ提供されていることが多く、一般のイオンモール内の売場では非対応の場合もあります。
また、引き取り対象となる布団の種類や、配送・引き取り方法(玄関先・搬出ありなど)にも違いがあるため、最寄りの店舗に事前に問い合わせるのがおすすめです。
ニトリの布団引き取りは本当に無料?条件や対象商品を確認
ニトリの引き取りサービスの内容と利用方法
ニトリでは、新しい寝具を購入した際に、古い布団を引き取ってもらえるサービスを実施しています。ただし、このサービスは有料であるケースがほとんどで、2024年時点では全国一律1点につき1,100円(税込)が基本料金です。引き取りを希望する場合は、購入手続きの際に「引き取りサービス」を同時に申し込む必要があります。
引き取りは、ニトリの配達員が新しい商品を届けるタイミングで行われ、古い布団と入れ替える形で回収されます。自分で持ち込んで処分することはできませんので注意が必要です。
無料引き取りの対象となる布団の条件
「無料で引き取ってもらえるのでは?」と期待する方も多いですが、ニトリでは基本的に無料での布団引き取りサービスは実施していません。ただし、キャンペーン期間中に限って無料になる場合や、特定ブランドや対象商品限定で無料回収が行われることがあります。
また、引き取りの対象となるのは、購入した商品と同種・同数までという制限があります。たとえば、布団セットを1点購入した場合、引き取ってもらえるのも布団1点までとなります。汚れや破損の度合いが著しい場合は回収を断られる可能性もあります。
購入と同時利用が前提?タイミングの注意点
ニトリの布団引き取りサービスは、新しい商品を購入した際の配送と同時にしか利用できないのが基本です。購入後に「やっぱり引き取ってほしい」と思っても、後から単体で回収だけを依頼することはできません。
そのため、布団を買い替えるタイミングで、処分予定の布団の有無をあらかじめ考慮しておくことが大切です。オンラインショップで購入する場合も、配送オプション選択時に「引き取りサービス」を選ぶ必要がありますので、うっかり見落とさないようにしましょう。
イオン・ニトリ以外で布団を無料引き取りしてくれる店舗・サービス一覧
家具量販店・ホームセンターでの引き取り対応
イオンやニトリ以外でも、無料で布団を引き取ってくれる店舗は存在します。たとえば、島忠ホームズやカインズ、コーナンなどの一部店舗では、新しい寝具を購入した際に古い布団の無料回収サービスを実施していることがあります。ただし、対象商品限定や数量制限があることが多いため、事前に店舗に確認しておくことが大切です。
また、配送サービスとセットになっている場合や、店頭受け取りでは対応していないケースもあるので、利用方法や引き取りタイミングも要チェックです。
無料引き取りを行っているネット通販の事例
最近では、ネット通販サイトでも布団の無料引き取りサービスを提供しているショップが増えています。たとえば、寝具専門のオンラインショップでは、新品の布団セット購入時に「無料回収オプション」が選べるケースがあります。
ただし、商品の配送と同時回収が条件となることが多く、後日回収や持ち込みには対応していない場合もあるため注意が必要です。また、地域によってはサービス非対応エリアもあるため、注文前に配送範囲を確認しましょう。
キャンペーン時期を狙えばお得に引き取ってもらえることも
布団の引き取りを無料でお願いしたいなら、季節の買い替え時期やセール期間中のキャンペーンを狙うのが効果的です。特に、春や秋の新生活応援セール、年末年始の買い替え促進キャンペーンなどでは、対象商品購入で無料引き取りサービスが付くことも珍しくありません。
こうしたキャンペーンは期間限定かつ店舗限定の場合が多いので、公式サイトやチラシ、SNSなどで情報収集を行い、お得なタイミングを見逃さないようにしましょう。
無料じゃない場合の布団処分方法|費用をかけずに処分するコツ
自治体の粗大ゴミ回収を安く活用する方法
布団の処分に費用をかけたくない場合、まず検討したいのが自治体の粗大ゴミ回収サービスです。多くの自治体では、布団1枚あたり300円〜500円程度の回収手数料で収集を依頼することができます。費用はかかりますが、店舗や業者に依頼するよりも割安なことが多く、家庭ごみとして出せない布団の処分には有効です。
手順としては、自治体のホームページや電話で申し込みをし、指定のゴミ処理券を購入して布団に貼り、収集日に所定の場所へ出すという流れになります。自治体によってはネット予約が可能なところもあるため、事前に確認しましょう。
フリマアプリ・ジモティーで譲るという選択肢
まだ使用可能な布団であれば、フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)や地域掲示板のジモティーなどを活用して、無料もしくは格安で譲るという方法もあります。特に「来客用」「子ども用」「車中泊用」など、条件が合えば需要があります。
ただし、発送となると送料が高くつく可能性があるため、手渡しや引き取り限定の設定にするのがコツです。ジモティーでは「0円で譲ります」という形で投稿すれば、取りに来てくれる人が見つかることもあります。
リサイクルショップでの買取・引き取りの可能性
あまり知られていませんが、布団の種類や状態によってはリサイクルショップで引き取ってもらえることもあります。特に、未使用品や新品同様の来客用布団、ブランド寝具(西川・テンピュールなど)は、査定対象になることがあります。
ただし、使用済みの布団やシミ・劣化があるものは買取不可のケースが大半です。持ち込む前に、事前に電話やLINE査定で相談しておくと無駄がありません。引き取り対象にならなかった場合は、前述の方法との併用を検討しましょう。
布団の買い替え時に賢く処分するためのチェックポイント
購入店舗での引き取りサービスの有無を確認しよう
布団を新しく買い替える際は、購入店舗で古い布団を引き取ってもらえるかどうかを事前にチェックすることが大切です。イオンやニトリのように、商品購入時に引き取りサービスを付けられる店舗もありますが、無料か有料かは店舗ごとに異なります。
特にオンラインで購入する場合は、配送方法や引き取りオプションの選択画面を見落としがちなので、注文手続き前にサービス内容をしっかり確認しておきましょう。
布団の状態によって無料引き取りできないケースも
店舗やサービスによっては、布団の状態が悪いと無料引き取りの対象外になることがあります。たとえば、汚れがひどい、臭いが強い、破れがある、カビが発生しているなどのケースでは、回収を断られる可能性があります。
このような場合は、有料での処分や自治体の粗大ゴミ扱いになることもあるため、事前に布団の状態をチェックしておくことが重要です。また、マットレスやベッドパッドとの混同も注意が必要です。
処分前にやっておくと安心な3つのこと
布団の処分をスムーズに行うために、以下の3つの準備をしておくと安心です。
- 布団を丸めて縛る・圧縮袋に入れる:かさばる布団はそのままでは回収してもらえないこともあるため、収納や持ち運びしやすい状態にしておくと便利です。
- カバーやシーツ類を外しておく:リユースやリサイクルに出す場合、カバー類は別処理になるケースもあるため、事前に分別しておきましょう。
- 写真を撮って状態を記録しておく:フリマアプリや引き取り相談時に布団の状態を確認してもらう際に役立ちます。
少しの準備で、よりスムーズかつ気持ちよく布団を手放すことができます。

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